〔すかいらーく〕従業員数 4301人(2008年12月現在)日本の外食産業 | 東京都の企業 | レストランチェーン

【検索の達人 ■■■】■■■に文字を記入!
高大連携情報誌 調べもの新聞
【ブログ=穴埋め・論述問題】

すかいらーく

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
この記事の内容に関する文献や情報源を探しています。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。
株式会社すかいらーく
Skylark Co., Ltd. 種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 すかいらーく
本社所在地 東京都武蔵野市西久保1-25-8
設立 2004年7月12日(SNCインベストメント)
(旧・すかいらーく設立:1969年7月17日)
業種 小売業
事業内容 レストランチェーンの経営
代表者 代表取締役社長 谷真
資本金 1億円(2008年12月現在)
売上高 単体2673億円、連結3851億円
(2008年12月期)
従業員数 4301人(2008年12月現在)
決算期 毎年12月31日
主要株主 野村プリンシパル・ファイナンス 41.75%
NPF-Harmony投資事業有限責任組合 36.00%
Asia Eateries Holdings BVBA 20.95%
関係する人物 横川端、茅野亮、横川竟、横川紀夫、(創業家
外部リンク http://www.skylark.co.jp/index.html
表・話・編・歴

すかいらーく・本社株式会社すかいらーく(Skylark Co., Ltd.)とは1970年に創業した、ファミリーレストランチェーン「すかいらーく」で知られる多業態レストランチェーンを経営する日本の企業である。

目次 [非表示]
1 概要
2 沿革
2.1 食品スーパーとして創業
2.2 すかいらーく開店
2.3 すかいらーくグループ成長期
2.4 ガストへの大規模転換
2.5 すかいらーくグループ事業改革
2.6 チャイナcafeガスト展開開始
2.7 不祥事
2.8 略史
3 現況
3.1 現在のガスト特徴・メニュー構成
3.1.1 目玉焼きハンバーグ
3.1.2 きのこ雑炊
3.2 ドリンクバーからプレミアムカフェへ
3.3 デリバリー部門の強化
3.4 中期5ヵ年計画事業計画とM&A
3.5 株式会社すかいらーくの運営するチェーン店
3.6 傘下企業の運営するチェーン店
3.7 過去に存在したチェーン店
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
7 外部リンク

概要 [編集]
洋食ファミリーレストラン「ガスト」、和食チェーン「夢庵」、イタリアンレストラン「グラッチェガーデンズ」、中華料理チェーン「バーミヤン」を経営する。近年では他のレストラン企業やフードビジネス企業のM&Aを実施して、スケールメリットを生かした経営戦略を行っている。すかいらーくグループの運営・傘下の店舗数は、2007年7月現在で4,543店舗。

沿革 [編集]
食品スーパーとして創業 [編集]
1962年、東京都保谷町(現在の西東京市)のひばりが丘団地に横川端・茅野亮・横川竟(きわむ)・横川紀夫の横川家(「横川4兄弟」)が食料品を取り扱うスーパーとしてことぶき食品を創業。地域に根ざしたスーパーとして住民の支持を得ることに成功し、店舗も1店ずつ増え経営は軌道に乗り掛けていた。しかし当時の高度経済成長時に大駐車場を完備した大型店舗の巨大スーパー(西友など)の進出が経営を直撃し大幅な客数減少、売上低下で店を開け続けるだけで赤字の状態となった。経営規模の違い過ぎる価格競争が続く食品スーパー事業から他業態への転換を模索している中で当時モータリゼーションが急速に進んでいた点に着目、マイカーで来店するファミリー客をターゲットとしたレストランが考案された。

すかいらーく開店 [編集]

1号店 ガスト国立店(画像の建物は後に改築された)経営していたスーパーからの転業が決断され新興住宅地として開発が進んでいた東京都の府中市に土地を確保、1970年7月7日にスカイラーク1号店(国立店)を創業した(創業時はカタカナ表記)。店名には創業地のひばりが丘団地に因み、ヒバリの英語名"skylark"が採用された。オープン当時のメニューには洋風レストランの一番人気であるハンバーグを発展させた「ハンバーグ&エビフライ」、「ハンバーグ&カキフライ」などがあった。

当時のレストラン業界で初めて同じ皿に盛り付けて登場したハンバーグ&エビフライは一般的なレストランメニューでは発想されない異質なメニュー商品かと思われたが、利用客からの評判は良好であった。「ハンバーグメニュー」では当時の競合レストランが実施していた加熱した鉄板で提供する工程を廃止し、普通のミート皿で盛り付けを行った。これにより厨房とフロアー従業員がより効率よく料理の提供・バッシング(終了した食器の下げ物作業)を行えるようになった[要出典]。

すかいらーくグループ成長期 [編集]

すかいらーく・ポールサイン看板基本的なレストランのオペレーションの基礎が固まりこのビジネスモデルを生かした多店舗化を検討するが、当時の新興企業すかいらーくが地元の取引銀行から融資を得る事は容易でなく土地を所有するオーナーと長期にリース契約を結びオーナー側が店舗建築費を負担、すかいらーく側が通常の土地リース代と店舗の使用料を含む割増の家賃を支払うリースバックシステムを開発する。この試みも実際には容易でなかったがすかいらーく店舗へ土地オーナーを招待し、繁盛している様子を実際に見せ契約に至る様な努力などで1974年にはすかいらーく100店舗構想を発表する。

1981年、ファミリーレストランの大規模チェーン初のPOSシステムを日通工と共同開発、全店導入した。これにより既存の手書き伝票による利用客からのオーダー受けが客席に於ける「ハンディターミナル」のボタン入力で完了しメニューの販売履歴の管理、在庫管理・発注がシステム化され効率的な店舗運営が可能になった。このシステム化の成功でローコストオペレーション「少人数での対応」への改革・多店舗化に弾みが付く事となった。

1980年代中頃、今までのチェーンレストランには無かった斬新な和食メニュー「麦とろご飯膳」登場。世の中のヘルシー嗜好等に即した「とろろ」を取り入れた為、ファミリー層を中心に売れ筋メニューとなった。以後すかいらーくは和食メニュー開発に積極的に取り組み「きのこ雑炊」、「チキンモロミステーキ」、「まぐろ丼」など自社のセントラルキッチンをフル活用したヒット商品を作り出して行く。1982年にはアーリーアメリカン調のカジュアルレストラン「イエスタディ」(チェーン展開されたが現在はすべて閉店、又はガストなどに転換)など斬新なコンセプトのレストランが話題になった。

その後も時代のコンセプトや消費者ニーズの多様化に応えてコーヒーショップ「ジョナサン」、中華料理のバーミヤン、和食の藍屋など新業態を開発しレストラン業界のリーディングカンパニーとして成長。1993年、すかいらーくグループは外食産業のうちテーブルサービスレストランとして初の1000店舗出店を達成した。

ガストへの大規模転換 [編集]

呼び出しベル1992年、バブル崩壊後当時の低迷を打開すべく新業態「ガスト」を開店。店名はスペイン語・イタリア語で「味」を意味するgusto(グスト)を英語読みしたものである。ホールでは当時としては珍しいセルフサービスのドリンクバーやワイヤレス型呼び出しベルの導入、キッチンではスーパーキッチンなどで実験中であったコンベアオーブンの導入[1]。その他、料理の出し方の変更、各ポジションなどのプリンターによる作業開始などの工夫により、より少ない従業員での運営を可能にしすかいらーくでかねてより懸案となっていた人件費率の高騰などを抑えて低価格を実現した。店員はGパンでポロシャツ、缶バッジ、スニーカーというスタイルとなった。

1993年には、当時720店あった「すかいらーく」のうち420店舗を約一年でガストに転換。「おいしい料理を、ポピュラープライスで、自宅のダイニング感覚でお食事を」をコンセプトに、客単価を大幅に下げたために1993年ころには業界で「ガスト化」「ガスト現象」など呼ばれるブームを巻き起こした。しかしながらサービスをしないことは客席放置につながりメニューが飽きられ、客層も悪化し1994年ごろに業績が激しく落ち込んだ。当初よりセルフ化には反対であった茅野亮社長は大いに危機感を抱き、ブラッシュアップキャンペーンでサービスや調理の基本を見直し価格も都市型地方型と分けていった。1998年、ガストビジョンとよぶ42インチプラズマディスプレイを設置。衛星放送など放映した(2007年に運用終了)。2003年11月、八王子寺町店オープンをもって単一ブランドのファミリーレストランチェーンとしては唯一1000店舗を達成。

2009年10月、野村プリンシパル・ファイナンスは現存の「すかいらーく」をすべて「ガスト」へと転換を発表。これにより創業時からの主力であった「すかいらーく」店舗はすべて消滅した。

すかいらーくグループ事業改革 [編集]
2006年6月に創業家である横川家を中心としたマネジメント・バイ・アウトMBO)を行い、非上場化することを発表。総費用が2700億円を超え、日本最大規模のMBOとなる。MBOを行うのは外食産業の市場が縮小する一方で競争が激化しておりすかいらーくの業績も悪化していることから店舗の統廃合、新しい業態の創造など抜本的な事業再構築をする必要があるが短期的に利益を圧迫するなど5万人を超える株主の要望に応えることができないおそれがあるためとしていた。もっとも、それらの理由だけでこの時期に非上場化することには疑問もあるため業績改善後に再上場することで利益を得る目的もあるのではといわれていた。MBOを発表した横川竟会長も再上場を否定しなかった。

MBOは、まず野村ホールディングス株式会社の完全子会社である野村プリンシパル・ファイナンス株式会社の子会社であるSNCインベストメント株式会社が株式公開買い付け(TOB)を2006年6月9日から7月10日の32日間実施。94.38%の株式の応募がありTOBは成立、7月21日の株式引渡しでSNCインベストメントが筆頭株主となった。この後9月19日に上場廃止、10月1日に産業活力再生特別措置法(7月12日に計画認定)に基づく金銭交付による株式交換を実施、SNCインベストメントがすかいらーくを完全子会社化した。さらに創業家や従業員の出資を受けた後、2007年7月1日にSNCインベストメントがすかいらーくを吸収合併、新生すかいらーくが誕生した。

2006年12月1日、すかいらーく会長・横川竟が2007年1月1日付で社長に就任、会長職は兼務する人事を発表。現職の伊東康孝社長はすかいらーく副会長兼バーミヤンカンパニーCOOに就任。収益が悪化しているバーミヤンの立て直しを図るが業績回復は果たせず2007年8月31日付で伊東は副会長ならびにバーミヤンカンパニーCOOを引責辞任、特別顧問に退いた。しかし横川の再建計画は原材料価格の高騰で暗礁に乗り上げ、サントリーに増資案を持ちかけたもののSNCインベストメントが同氏の解任を模索。労働組合も投資会社に同調し、同氏の解任条件であった融資銀行団の同意も取り付けた。

2008年8月12日、臨時株主総会と取締役会が開かれ野村プリンシパルとCVCキャピタルパートナーズが提案した横川竟社長の解任と谷真常務執行役員の社長就任が決議されたことにより、株主主導の再建策へ移行した。

チャイナcafeガスト展開開始 [編集]
2009年1月14日、バーミヤンよりも客単価が100円ほど安くサラダなどの洋食なども扱うチャイナcafeガストを展開することを発表した。一部のバーミヤン店舗を転換し、同年3月12日に鹿児島に1号店を出店した。その後、同年12月、チャイナガストとしてリニューアルしている。

不祥事 [編集]
2007年10月、埼玉県加須市の店長が月200時間超のサービス残業が原因で死亡した。このことに対し、労働基準監督署は2008年7月に労働災害を認定していたことがわかった。同社では2004年にも当時の店長が過労死したにも関わらず、業務が改善していなかったことになる。

略史 [編集]
1962年4月 - 横川端・茅野亮・横川竟(きわむ)・横川紀夫の横川4兄弟が、東京都北多摩郡保谷町(当時)ひばりが丘団地に食料品店ことぶき食品有限会社を設立。
1969年7月 - 株式会社ことぶき食品に改組。
1970年7月 - 東京都府中市に、スカイラーク 1号店(国立店)開店。のちにひらがな表記に変更。
1974年11月 - 株式会社すかいらーくに商号変更。
1979年5月 - 株式会社サンボ・ジャパン(現・株式会社ジョナサン)を設立。
1980年 - 株式会社サンボ・ジャパンを株式会社ジョナスに商号変更。
1982年 - 株式会社すかいらーく・イエスタディ事業部として「イエスタディ」開店(現在はすべて閉店、又はガストなどに転換)。
1985年12月 - 株式会社藍屋を設立。
1986年4月 - バーミヤン1号店として東京都町田市に鶴川店開店(現在は閉店)。
1987年4月 - 株式会社バーミヤンを設立。
1992年3月 - ガスト1号店(小平店)開店(現在は閉店して、隣に新しくバーミヤンが建てられている)。
1996年4月 - 株式会社ジョナスを株式会社ジョナサンに商号変更。
1999年7月 - 株式会社バーミヤンを吸収合併。
2000年
7月 - 株式会社藍屋を吸収合併。
9月 - 夢庵の神奈川・埼玉・山梨・静岡の計5店舗でO-157発症事故発生。
2002年11月 - 横川竟が会長を退任。
2003年
3月 - 創業者の横川兄弟がそろって取締役退任。伊東康孝が社長と最高執行責任者を兼務し就任。
12月 - 持株会社制への移行を発表、後に許認可の問題により時期を無期限延期。
2006年
3月 - 横川竟が会長兼最高経営責任者(CEO)に復帰。新規事業開発やM&Aを担当。株式会社トマトアンドアソシエイツを完全子会社化。
5月 - 株式会社小僧寿し本部連結子会社化。
6月 - 創業家による株式買収(MBO)・非上場化計画を発表。
9月 - すかいらーく東証一部9月19日上場廃止東証
2007年
1月 - 横川竟が1月1日付ですかいらーく社長に就任、会長職は兼務。伊東康孝は副会長兼バーミヤンカンパニーCOOに就任。
8月 - 伊東康孝がバーミヤンの業績回復を果たせなかった責任をとり8月31日付で副会長ならびにバーミヤンカンパニーCOOを退任、9月1日付で特別顧問に就任した。これによりすかいらーくは、横川竟会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)のワンマン体制となる。
10月 - 10月1日付で機構改革・人事異動を行うと発表。これまでのカンパニー制度を廃し(持株会社移行中止)、新設する10本部による機能別組織運営体制に移行。また会長職を廃し、横川竟は社長兼最高経営責任者(CEO)となる。
2008年
6月 - 栗橋店の店長をしていた契約社員の過労死を、春日部労働基準監督署が労災認定[2]。
8月
臨時株主総会と取締役会を開き、横川竟社長の解任と谷真常務執行役員の社長就任を決議した[3]。
鬼沢修取締役(当時・株式会社ジョナサン社長)も、本人の意向により辞任。
2009年
3月 - バーミヤンより客単価が安く、洋食も扱う「チャイナcafeガスト」展開開始 ‎
10月 - 最後のすかいらーく、川口新郷店が閉店。これにより、すかいらーくは全て消滅[4]。
現況 [編集]
現在のガスト特徴・メニュー構成 [編集]

以前のスペイン語:GUSTO看板から、シンプルなレストラン・ガスト看板へリニューアル
ガスト創業期からのメニュー品目を絞り込んだ低価格路線は一部のメニューを残して品質のグレードを上げつつ軌道修正を行ない、単調なメニュー構成から往年のすかいらーくファミリーレストラン時代を彷彿とさせる洋風・和風メニューのラインアップの拡充が実施され軽食もガストバーガー導入など強化された。

2005年度から今までのガストの他に、ハンバーグガスト・おはしガストと言った専門店風にガスト店舗のリニューアル工事を始めている。今までの原色を多用した店内内装を落ち着いた色調の壁紙などを使用したタイプへ(リゾート地域・特殊店舗を除く)変更し店舗看板ロゴ・ポールサインなどもシンプルなデザインへ改められ、ドリンクバー設備のリニューアルを実施。店内の客席を仕切るパテーションも新たに丈の長いタイプが導入(一部店舗を除く)され、隣席の視線を気にせず食事ができるなどの点が改善された。一方、ガストビジョンは老朽化のため使用中止されている店舗もありリニューアルされた店舗では撤去されたところもある。しかし、2008年12月に原材料価格の高騰などから若干値上げした(本体価格の端数が9円となるように設定されているものが多くなった)。

目玉焼きハンバーグ [編集]

目玉焼きハンバーグガスト創業期(1992年)からの人気メニューであり、ガストの象徴的ポピュラープライスメニューアイテムでもある。創業期の価格は380円。すかいらーくグループのセントラルキッチンで作られた、オージービーフ使用のハンバーグ用パティが使われる。このハンバーグパティ(以下、パティ)はチルド0〜5℃で冷蔵保冷され、作りたての風味を冷凍加工で損なうこともなく鮮度・品質を重視しグループ会社の配送会社・ジャパンカーゴによるチルド対応トラックでの配送を行う自社一貫体制のシステムを持つすかいらーくグループの強みでもある。目玉焼きハンバーグは160バーグをグリドル調理器でパティを表・裏の表面を軽く焼き上げた後、鉄板に乗せオーブン内部でベルトコンベアーが向って左側から右側へゆっくり流れて焼き上げるコンベアオーブンでジューシーにふっくら焼き上げる。ハンバーグにあうように改良されたものドミグラスソースもすかいらーくの自前工場「セントラルキッチン」で下味加工され、湯煎で温められたドミグラスソースを熱々の鉄板にかけてグリドル調理器でエッグリングを使用し焼き上げた目玉焼きと付け合せポテトを添え提供されている。すかいらーく創業時に提供していたハンバーグステーキは、ガスト創業時の目玉焼きハンバーグと同じ価格380円(税込399円)で提供されていた。しかし、2008年12月にガストは原材料価格の高騰などから目玉焼きハンバーグを399円(税込418円)に値上げした。

きのこ雑炊 [編集]

きのこ雑炊きのこ雑炊は1980年代のすかいらーく全盛期からの長きにわたった人気メニュー。さっぱりとした味付け、消化のよい雑炊にたっぷりとスライスきのこが入った風味の良さでガストでも創業期から導入され幅広い年齢層に支持され定番メニューとなっている。きのこ雑炊のだし汁パックはセントラルキッチンよりにて下味加工の上配送されて来た物を使用し鉄製キャセロールの器に入れ加熱処理し、ライスを規定量入れて沸騰後溶き卵を入れ半熟の状態に仕上げられている。

ドリンクバーからプレミアムカフェへ [編集]

プレミアムカフェ創業期から、基本的なコンセプトは変わらずセルフ方式で利用出来る人気のドリンクバーはファミリーレストラン事業者へ普及させた先駆者としてドリンクバーの品質アップ、挽きたてコーヒーマシンの導入などを実施してきたが新たな取り組みとして2005年、順次店舗がリニューアルされ「プレミアムカフェ」の名称を使用したグレードアップした進化型のドリンクバー提供を全店で始めている。コーヒー豆も高品質なアラビカ種100%に変更、12種類のアラビカ種ブレンドの挽きたてプレミアムコーヒーが利用出来る。専用エスプレッソマシンを導入したり100%オレンジジュースや日替わりで提供する冷茶など、競合店ドリンクバーとの差別化を意識した変更を実施している。

デリバリー部門の強化 [編集]

ルームサービス用宅配バイク(2006年9月10日)現在、すかいらーく・ガスト・バーミヤンのチェーン店でデリバリー業態の「ルームサービス」を実施している。宅配料金は無料で、最低1,500円からの注文から受け付けている。テーブルサービスレストランを利用しないユーザー向けにより手軽にレストランの味を提供する目的で価格帯もコンビニエンスストアの弁当価格を意識した手ごろな価格帯から手の込んだレストランメニューまで幅広く用意されている。

デリバリー対応店舗には専用宅配バイクが5台前後、そして店舗によっては宅配専用の軽乗用車が1〜2台程度用意され専用の運転手のバイトを採用して空き時間などは店内の洗い場、清掃作業、宅配エリアへのメニューチラシのポスティング作業や事業所訪問、店内フロアかキッチンのうち一つを希望してその仕事を行う。

ルームサービス
すかいらーくHPかバーミヤンHP、または自宅へポスティングされたメニューチラシで利用客が電話注文を行なう。初回利用時には無料の会員登録を行なえば次回から簡略化した注文が可能。デリバリー用に開発した回収不要な容器を使うため、店内のメニューとは違う専用メニュー・一部アレンジを変えてのメニュー構成。ルームサービス宅配時間は10時から23時30分まで受け付けている(一部の注文地域では時間の短縮あり)。
中期5ヵ年計画事業計画とM&A [編集]
2004年度に発表した中期5ヵ年計画の主な事業目標は、グループ売上高を2009年度までに1兆円企業体を目指すことが記されている。M&A戦略を今後も積極的に実施し既存のすかいらーくグループ部門で約5.500億円、残りの部分をM&Aによる買収した傘下企業体との相互効果で「成長」があっての予測値ではあるので今後MBOを実施してまで進める不採算部門の閉店・事業転換の成否が他の大手外食産業に注視されている。

テーブルサービスレストラン事業
これからのテーブルサービス部門は成長しきった市場で今後のマーケット拡大が厳しいと判断しているが、好調なイタリアン業態部門(グラッチェガーデンズ)を筆頭に更なるブラッシュアップを図る。
中食事業
ごはんや八福、フロプレステージュなどのグループ企業の中で成長が期待されている中食部門を更に強化し、中食部門の競合他社に打ち勝つメニュー開発・商品力のアップを図る。
クイックサービス事業
Sガスト、Sバーミヤンなどの都心部で成長著しいクイックレストラン部門の更なる強化、ドミナント出店を今後も精力的に続ける。ちなみに「S」はSpeedのこと。
なお創業者一族の追放により、今後小僧寿し部門など一部売却も視野に入れた再建策の見直しが行われることになっている。

株式会社すかいらーくの運営するチェーン店 [編集]
この項目「すかいらーく」は画像提供依頼に出されており、AFD、ハンバーグ ガスト、ごはんや八福、デリカ八福、ほたる苑の画像提供が求められています。このタグは2009年11月に貼り付けられました。

以下の店舗数のデータに関しては、公式サイトの値を元にしている。発表時期と現在の店舗数に関しては、差違がある。

店舗名 2007年2月28日
現在の店舗数 2008年10月31日
現在の店舗数 2009年3月31日
現在の店舗数 2009年9月30日
現在の店舗数 備考
ガスト(GT) 1,045店 1,132店 1,175店 1,273店
おはしカフェ・ガスト(OG) 0店 7店 17店 60店 2008年より展開
チャイナカフェ・ガスト(CG) 0店 0店 2店 4店 2009年3月より展開
バーミヤン(BM) 704店 639店 507店 460店 年々減少傾向にある。
夢庵(YM) 311店 298店 251店 210店 一部おはしカフェ・ガストに転換
グラッチェガーデンズ(GG) 119店 116店 127店 139店
藍屋(AY) 64店 61店 59店 57店
Sガスト 41店 37店 32店 31店
ととやみち(TT) 25店 24店 24店 23店
すかいらーく 157店 154店 98店 11店 2009年10月29日に最後の店が閉店
AFD 0店 0店 0店 1店
ハンバーグ ガスト 0店 18店 12店 0店 2009年9月までに消滅
Sバーミヤン 24店 0店 0店 0店 2008年中に消滅
ごはんや八福 5店 0店 0店 0店 2008年中に消滅
デリカ八福 1店 0店 0店 0店 2008年中に消滅
ほたる苑 2店 0店 0店 0店 2008年中に消滅
ビルディ 70店 0店 0店 0店 ガストに転換
その他 2店 3店 2店 0店
店舗数合計 2,570店 2,489店 2,306店 2,269店
ガスト 広島矢賀店
おはしカフェ・ガスト 広島府中店
チャイナcafeガスト 広島羽衣店
バーミヤン 広島矢賀店
(現在は事業転換で別店舗)

夢庵 広島府中店
(現在は事業転換で別店舗)
グラッチェガーデンズ 広島霞町店
藍屋・武蔵野西久保店
Sガスト 神田神保町

ととやみち 所沢店
すかいらーく梅田店
(現在は事業転換で別店舗)
AFD
ハンバーグ ガスト

Sバーミヤン ・武蔵野店
ごはんや八福
デリカ八福
ほたる苑

ビルディ・所沢小手指駅前店

傘下企業の運営するチェーン店 [編集]

ジェイズガーデン・武蔵野西久保店
カーニバルブッフェ・バイキングレストラン


ジョナサン・ロードサイド店舗
ジャパンカーゴ・グループ会社の冷蔵食材配送に利用されるコンテナ


(株)小僧寿し本部
小僧寿し - 659店
海鮮丸 - 76店
活鮮 - 19店
いつき - 6店
2009年9月30日現在760店

(株)ジョナサン
ジョナサン - 350店
ジョナサンブレッド - 2店
2009年3月31日現在373店

ニラックス(株)
カーニバルブッフェ - 23店
フェスタガーデン - 19店
パパゲーノ - 18店
グランチャイナ - 8店
その他ブッフェ - 41店
フードコート - 12店
ナイトバーズ - 5店
Y's - 7店
乃の木 - 6店
開発型 - 8店
2009年3月31日現在147店

(株)フロジャポン
フロプレステージュ - 104店
2009年3月31日現在104店

(株)トマトアンドアソシエイツ
トマト&オニオン - 72店
じゅうじゅうカルビ - 19店
2009年3月31日現在91店

過去に存在したチェーン店 [編集]
エスタディ
スカイラークグリル
スカイラークガーデンズ
マルコ
蕎麦割烹夢庵
焼肉ほたる苑
バーミヤン
ビルディ
ごはんや八福
デリカ八福
ハンバーグガスト
すかいらーく
ジェイズガーデン
脚注 [編集]
^ 価格や性能の等の問題で日本製ではなく米国のリンカーン社製のものを採用
^ 「すかいらーく非正規社員の店長に過労死認定
^ すかいらーく:社長解任 投資会社主導で再建へ
^ すかいらーく、完全閉店 「元祖ファミレス」39年で幕2009.10.30 産経ニュース
参考文献 [編集]
すかいらーく25年のあゆみ/すかいらーく二十五年史編纂委員会編 1987年12月出版
日本の外食産業 2005年度版 柴田書店月刊食堂編集部編 ISBN 4388153052
外食産業を創った人びと―時代に先駆けた19人 日本フードサービス協会 ISBN 4785502738
『外食王の飢え』 城山三郎 1982年、講談社刊 - 作品中のサンセット社がすかいらーくをモデルにしているとされる
関連項目 [編集]
ウィキメディア・コモンズには、すかいらーくに関連するカテゴリがあります。ジャパンカーゴ - すかいらーくグループの物流事業者
東京交響楽団 - すかいらーくがスポンサーとなっているオーケストラ
オンワードスカイラークス - 2007年度までオンワード樫山と共同スポンサーとなっていたアメリカンフットボールチーム。その後、オンワードの単独クラブチームとなるも2008年限りで解散。
スフィアリーグ(2007年8月まで)、すかいらーくグループリーグ(2008年4月まで) - すかいらーくがスポンサーとなっていた芸能人女子フットサルの大会
Gatas Brilhantes H.P. - すかいらーくがスポンサーとなっているハロー!プロジェクトのフットサルチーム
おじぎ30度 - すかいらーく(ガスト)を舞台としている短編ミニドラマ
外部リンク [編集]
すかいらーくグループ
すかいらーくルームサービス



[隠す]表・話・編・歴すかいらーくグループ

(株)すかいらーく ガスト・バーミヤン夢庵すかいらーくグラッチェガーデンズ・ビルディ・藍屋・Sガスト・魚屋路・Sバーミヤン・ごはんや八福・ほたる苑・デリカ八福・ととやみち

(株)小僧寿し本部 小僧寿し・海鮮丸・活鮮

(株)ジョナサン ジョナサン・ジェイズガーデン

ニラックス(株) カーニバルブッフェ・フェスタガーデン・パパゲーノ・グランチャイナ・Y's・乃の木

(株)フロジャポン フロプレステージ

(株)トマトアンドアソシエイツ トマト&オニオン・じゅうじゅうカルビ・七兵衛

(株)すかいらーくレプロ さぬき小町うどん

その他 ジャパンカーゴ(物流)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%99%E3%81%8B%E3%81%84%E3%82%89%E3%83%BC%E3%81%8F」より作成
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 画像提供依頼 | 日本の外食産業 | 東京都の企業 | レストランチェーン



最終更新 2010年4月4日 (日) 00:47