早稲田ウィークリー メールマガジン 2010年7月1日号=2010-7-1

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早稲田ウィークリー メールマガジン 2010年7月1日号=2010-7-1
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ワセダがもっともっとよくわかる!

◆◇◇早稲田ウィークリー メールマガジン◇ 2010年7月1日号
http://www.waseda.jp/student/weekly.html

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『早稲田ウィークリー』には、キャンパスの各種イベントやいろいろな分野で
活躍する学生・教員たちの紹介など、早稲田の幅広い情報が満載です! 授業
期間中の毎週木曜日に早稲田大学学生部が発行しています。

■編集員より

今週のウィークリーは、新連載「W級グルメ!」がスタート!
学生の皆さん自慢の-オリジナル☆レシピ-をご紹介。
美味しくて簡単に作れますよ。
一人暮らしの皆さんは必見です!
ぜひ挑戦してみてくださいね♪

詳しくは、『早稲田ウィークリー』Webサイト、または学内配布ラックの本紙
をご覧ください。

※定期購読ご希望の方はこちらへ。
↓↓↓
http://www.waseda.jp/student/weekly/info/info022.html

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○ぴーぷる スランプの時こそ、チャンスあり!!
ラクロス部女子副将、勝機を語る
小柳 なつみさん

○とっておきの話 学生時代の想い出
人間科学学術院教授 畠山 卓朗

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○ぴーぷる スランプの時こそ、チャンスあり!!
ラクロス部女子副将、勝機を語る
小柳 なつみさん

高野豆腐というと高野山のある和歌山県の名産品…と思われているが、実は
全国シェア98%を占めているのは長野県、ということをご存知だろうか。「そ
うなんですか! もともとおかずのひとつとして高野豆腐は大好きでしたが、
長野の名産と知ってますます好きになるかも(笑)。長野には高野豆腐以外に
も果物にお米、おいしいものがたくさんあるんですよ!」。小柳さんの話から、
長野の魅力が生き生きと伝わってくる。

愛してやまない長野を離れ、早稲田に進学した理由は? 「高校時代から
コーチングに興味がありまして、いろいろ調べていくうちに早稲田にたどり着
きました」。小学校からずーっと続けてきたバスケットボール。高校に入って
からは、練習に明け暮れる日々を過ごしていた。全身でボールの行方を追い、
ゴールを目指す日々は楽しかった。けれど「練習することが目的になって、そ
の先が見えないトレーニングって効果があるのか?」という疑問も抱えていた。
「スポーツをする上で必要なことは、それぞれの目標を持って臨むことだと思
うんです。でも高校までの自分は、練習していることで満足しているような状
態でした」。高校のチームは地元の強豪、全国大会の常連チームだった。バス
ケットの実力を見込まれ、校内推薦もすすめられたが「大学は、ほんとうに勉
強したいことが学べる大学へ行こう」と決意。浪人生活を経て、本学教育学部
に入学した。「スポーツ選手のスキルコーチングから、教育現場でのコーチン
グに興味が出てきて。それで教育学部に進学を決めました」。

晴れて早大生となり、まず考えたのは「やっぱり体を動かしたい」。そして、
やるからには「早稲田の名前で日本一を目指したい!」。バスケの経験を活か
せて、思いきり走れる団体競技!と選んだのがラクロスだった。「現チームメ
ンバーのほとんどが別の競技経験者で、それぞれ培ったものの長所を活かして
いることが最大の強みですね」。ラクロスを始めてからトレーニングに対する
意識もがらりと変わった。まず、スランプになった時もあせらなくなった。ス
ランプに陥ったのは、改善点があるからこそ。それなら、無理に練習を重ねる
よりは、休みをとって、自分に今、必要なことは何か考えよう! そう判断で
きるようになった。

今は、このチームで日本一になるために副将として、どういう形でメンバー
に関わっていくべきかを模索中だという。「声の出し方ひとつで、雰囲気が変
わる。全員で互いの最大の力を引っ張り出すためには、どんな練習を行うべき
か。課題は多いですが、やりがいもあります」。ラクロス部で、気付いたこと
がある。「メンバーそれぞれにいろいろ影響を受けるように、自身も誰かに影
響を与えられるような存在になりたい。その意識は社会でも同じではないだろ
うか?」。そんな思いから、卒業後は社会そのものに影響を与えることにたず
さわる仕事に就きたい、と考えるようになった。「最初は自分の生まれ育った
町で活動ができればと思っています。町から市へ、市から県へ、最終的には市
政や県政にかかわれる仕事ができるよう、がんばりたいです」。花柄のストー
ルに負けないくらいの明るい笑顔の小柳さん。近い将来、早稲田での経験を活
かした女性政治家として、長野で活躍している姿を見られるようになるかもし
れない。

■こやなぎ・なつみ
1988年長野県生まれ。教育学部3年。佐久長聖高等学校、卒業。本学に入学し
てから始めたラクロスで、2010年度の全日本代表選手に選抜される。本学ラク
ロス部女子においては副将を務め、8月の関東学生リーグ対抗戦での勝利を目
指し練習に励む日々である。大好物は甘いもの、なかでも「和菓子が好きです。
あんこ大好き!」。おいしい和菓子を求めてデパ地下めぐりをすることもある。

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○とっておきの話 学生時代の想い出

人間科学学術院教授 畠山 卓朗

北海道・道東の襟裳岬から百人浜へ向かう浜にコンブ小屋が点在します。そ
のコンブ小屋で過ごした1ヵ月半は、とても懐かしい想い出です。もともと、
牧場でのアルバイトを目指したものの、希望者が多く溢れてしまい、漁村なら
あるというので、結局のところ、漁村でバイトをすることになりました。泳げ
ない私ですが「どうせ泳げても、潮の流れが速く、海に落ちたら誰も助からな
いから問題ない」とそこの親父さんからの暖かい励ましも…。

襟裳の夏は日中でも気温が低く、ほとんど一日中だるまストーブに薪をくべ
ていました。朝5時から夕方5時まで、くたくたになるまで働き続けました。
凪の日はコンブ取り、時化の日は、漁船に乗ってタラバガニ漁や延縄漁、そし
て冬の毛ガニ漁の準備などをします。

その大変さ、つらさがもとで、毎年、何人かの学生が夜逃げするとのことで
した。体力の無かった私は、働き始めてすぐに逃げ出したいという気持ちにな
りました。しかし、帰る汽車賃はなかったので、とにかく、無心になって働く
しか術はありませんでした。

仕事と仕事の合間には、ただただ、海や空を眺めて過ごしました。夜にな
ると必ずと言っていいほど霧が出て、霧笛の音を聞きながら、何も無い静かな
夜を過ごします。ある晩、たった一日だけですが、湯船につかりながら、冷た
い風が吹き込むドアのない風呂場の入り口から見た光景が今でも目に浮かびま
す。漆黒の空と、その下にひろがる静かな海の水面に、月の光が煌々と射し込
みました。生まれてはじめて出会う、とても贅沢な一時でした。

仕事はつらく厳しい毎日でしたが、そこにはきびしいけど雄大な自然があり、
人々の優しさが溢れていました。 

学生時代の体験を通して、「ほんとうに大切なことは、何かを乗り越えた先
に見えてくる」ということを学びました。

読者の皆さんには学生時代ならではの経験をしてほしいです。心からそれを
応援したいと思います。

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[今週の早稲田ウィークリー] Webでもご覧ください!

◎ News & Topics:早大生のマナー向上キャンペーン!
◎ えび茶ゾーン
水谷修氏の講演会に参加して
◎ 私のワセめし:いねや
◎ ウィークリーフラッシュ
◎ 学術院だより:文学学術院
◎ 学術院だより:スポーツ科学学術院
◎ とっておきの話 学生時代の想い出
人間科学学術院教授 畠山 卓朗
◎ 進路選択物語
最初は偶然でも
◎ W級グルメ! 新連載
簡単! さっぱり豆腐バーグ
◎ 杜の手帳
ラクロス部女子副将、勝機を語る
小柳 なつみさん

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